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第一興商、中野に高齢者向け施設「DAM倶楽部」-カラオケ事業開始の地で

3月18日のプレオープンで地元区民も多数参加した授業の様子

3月18日のプレオープンで地元区民も多数参加した授業の様子

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 第一興商(品川区)は3月18日、4月開設予定の高齢者向け介護予防・健康増進施設「DAM倶楽部中野」(中野区新井2)の施設内を公開し、プレオープンした。

3月18日にプレオープンした「DAM倶楽部中野」(外観)

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 同施設は、近隣の高齢者向けに、介護予防や健康増進に有効な歌や音楽を組み合わせたプログラムを提供。同社の今後の高齢者向けコンテンツ開発のテストマーケティングの場にも位置付け、完成度を上げたプログラムや運営手法などを既に全国に展開しているサービスに加えていくことを目指す。

 2月には、施設内の一部を中野区民が自由に集える場所「あらいエンジョイ広場」として無償開放し、地域高齢者の交流促進、介護予防、健康増進に寄与することで中野区と基本協定を締結。第一興商の林三郎社長は「1976(昭和51)年に第一興商が生まれ、カラオケ事業を開始したこの中野の地で、地域の皆さまにこのような恩返しができることをうれしく思う。世界に『カラオケ』の名を広めた真の貢献者である団塊世代の人たちに元気になってもらいたい」と話している。

 総面積は157.76平方メートルで、生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」を利用できるスタジオやカフェテリア、コミュニティールームなどを整備する。

 グランドオープンは4月2日だが一部のプログラムは始まっていて希望者は参加できる。営業時間は9時30分~18時。日曜・年末年始は定休。

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