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中野ふれあいロード北に「中野横丁」 ぞうすい店や小料理バルなど4店舗集結

2フロアにわたり4店舗が集まっている「中野横丁」外観

2フロアにわたり4店舗が集まっている「中野横丁」外観

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 4店舗が集合した「中野横丁」(中野区中野5)が6月27日、中野駅北口ふれあいロード北にオープンした。

(関連フォト)2階にある小料理バル「それから」

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 3階建ての木造家屋をリノベーションしたビルの1階と2階の計4店舗を総称して「中野横丁」と呼び、3階には麻布十番の人気創作料理店「十番右京」の元総料理長が昨年11月12日にオープンした「豚しゃぶとお酒『花織(はなおり)』」があるが、別エリアという位置付けとなる。

 1階には、すでにテークアウト事業などを開始していた「海鮮酒場 成光」と、「中野横丁」と同時に「ぞうすい屋 三助(さんすけ)」(TEL 03-5318-0311)がオープンした。「中野横丁」の設計を担当し、「ぞうすい屋 三助」の店主も務めている三ツ木さんは「新型コロナの影響で資材の調達などにも遅れ、政府の緊急事態宣言なども重なって、オープンが遅くなってしまった。自分たちのぞうすい屋は、〆(シメ)の一杯と言うよりは最初の1軒目から食べていただきたい自慢のぞうすい。すき焼き雑炊やクリーム雑炊、カレー雑炊や海宝雑炊など、変わり種雑炊も用意してお待ちしている」と話す。

 三ツ木さんは「三助の雑炊は食べた満腹感はあるのに実はおにぎり約一個分程度のお米しか使っていないのですごくヘルシー。20種類以上ものトッピングも用意していて、自分好みにカスタムできるのも楽しみのひとつ。おつまみメニューも、居酒屋さんにはあまりないものをご用意しているので、ぜひお酒と共に楽しんでいただければ」とも。

 2階には、すでにテークアウト事業などを開始していた韓国チキンの「ヒノトリ ナカマ」と、同日「小料理バル それから」(TEL 03-6454-0806)がオープンした。「それから」店主の佐藤壮一郎さんは「この店のイメージはドラマ相棒で最後に杉下右京が立ち寄る小料理屋さんと、その人が欲しいと感じる料理がこわもての店主からスッと出てくる深夜食堂のいいとこをとったようなお店。おいしいおばんざいとお酒、楽しい会話で、健康的な夕飯から一日の締めくくりの一杯まで楽しんでいただければ」と話す。

 佐藤さんは「この4店舗が集まって『中野横丁』。横丁という名のもとで1階と2階は外階段でつながっているので、他の店舗のメニューも多少持ち込めるよう調整している。そして何よりこのようなコロナ禍の中で店舗同士が協力し合って、この横丁の魅力を最大限に引き出すようそれぞれが何かを担当したり、賄い飯を補い合ったりしている。3階の豚しゃぶ店も含め、このビル全体が名物横丁となれるよう全店で尽力したい」とも。

 営業時間は店舗によって異なる。

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