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「中野区検定」授与式 「中野区ものしり博士」6人が誕生、4年連続獲得の強者も

証明書を手にした6人の新「中野区ものしり博士」ら

証明書を手にした6人の新「中野区ものしり博士」ら

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 奨学資金の給付事業や職員・社会教育指導者に対する研究費援助事業などを行う中野区教育振興会(中野区野方1)が1月14日、中野区役所で「中野区ものしり博士」授与式を開いた。

(関連フォト)2年連続で最高得点、4年連続で称号を手にした中村鉄也さん(右)

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 昨年11月28日に中野区産業振興センターで行われた「第8回中野区検定」では、出題数は一般50問、ビギナー30問で、出題内容は、中野に関する歴史、地理、文化(観光も含む)などで、4者択一マークシート方式。出題が人口、地理、歴史、史跡、交通などのほか、中野区が行っている事業、取り組みなど、中野区に関わりのある芸能や著名人、サブカルチャーに至るまで広範囲に及んだ中、受験した人のうち上位6人が中野区「ものしり博士号」を取得した。

 受賞者は、4回連続受賞・2年連続最高得点を獲得した中村鉄也さんのほか、種市光江さん、塚田百音(もね)さん、永瀬浩一さん、風岡典之さん、近江淳一さんの6人で、それぞれ同振興会の永見光章会長から認定書が手渡され、「中野区ものしり博士」バッジが進呈された。祝辞は酒井直人中野区長、内川和久中野区議会議長、入野貴美子教育長が述べた。酒井区長は、「わたしも第1回の受賞者。ぜひこれから、中野の魅力を外に向けて共に発信していただければ」と話した。

 最高得点の中村さんは「自分でもこのようなことができるんだ、と自信が持てて、次も受けてみようと思い、ここまで来た。だんだん成績が上がってきたのもうれしいし、新しいことを知るとそこに確かめに行ってみたいと思って行動するようになった。歩くことは健康づくりにも良い。もっといい点数を取りたいので、来年もまたチャレンジしてみたい」と話していた。

 次々回は10回記念検定となり、同振興会関係者によれば、歴代ものしり博士を集めたグランドチャンピオン大会の企画も検討しているという。

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