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江古田・江原地区「おでかけマップ」作成へ れきみん前館長がキックオフ講演

中野区と東京都の無形文化財に指定されている江古田獅子舞

中野区と東京都の無形文化財に指定されている江古田獅子舞

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 江古田・江原地区の住民が作成に取り組むご当地マップに連動する講演会が10月9日、江古田区民活動センター(中野区江原町2)2階で開催される。主催はチャレンジャーズ江古田プロジェクト。

(関連フォト)江古田・江原地区「おでかけマップ」のキックオフイベントポスター

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 ご当地マップは「住民で作るご当地おでかけマップ」。「フリースペース江古田3」(江古田2)を運営する宇野裕さんを中心に地域の有志が立ち上げた同プロジェクトが作成に取り組む。作成は、「この地区には江古田の森を中心に自然が豊かで、歴史ある建造物もたくさん残っている。普段の生活ではあまり気にしていないが、ちょっと立ち止まって見回してみると、他の地域にはない魅力がいっぱいなのではないか」と話す宇野さんが、周囲に働きかけたという。

 講演会は作成の開始に連動。「江古田・江原地域の歴史と文化を探る」をテーマにキックオフイベントとして開く。講師は、山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん、江古田4)の前館長で早稲田大学非常勤講師の比田井克仁さんが務める。

 同プロジェクトに参加している十川造形工房(江古田3)の十川百合子さんは「地域では有名で中野区と東京都の無形文化財にも指定されている江古田獅子舞なども地域の宝の一つだが、自ら歩いてさらなる地域の宝を再発見し、地図に落とし込んで発信してほしい」と話す。

 講演会の参加費は500円(資料代)。定員40人。申し込みは「フリースペース江古田3」ホームページ最下部に掲載のメールアドレスで受け付ける。マップの作成は後日、希望者を募って行う。

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