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中野れきみんで館蔵品展「中野区史ができるまで」 区史編纂関連資料70点

区史原稿「『中野区史』下巻二 第三編現代 第九章教育」(左手前)や区史原稿「『中野区史』下巻一 第三編現代 第三章東京の実現と中野区の創設」(右)など

区史原稿「『中野区史』下巻二 第三編現代 第九章教育」(左手前)や区史原稿「『中野区史』下巻一 第三編現代 第三章東京の実現と中野区の創設」(右)など

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 館蔵品展「中野区史ができるまで」が現在、江古田二丁目バス停近くの山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)1階特別展示室で開催されている。

(関連フォト)館蔵品展「中野区史ができるまで」が開かれている1階特別展示室

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 1938(昭和13)年2月17日、中野区会において第4代区長・福島正守が紀元二千六百年記念事業の一環として区史編纂(さん)を提案、区会で可決され、区会に区史編纂委員会が設置されて、編纂に関わる調査や審議を行うため、区会内に「区史編纂委員会」が設置され、「中野区史」編纂事業が始動したという。

 同館蔵品展では1938(昭和13)年6月25日以降の「区史編纂日記」や「中野区々史編纂委員会経過」、福島正守や星野俊英らの関係者肖像写真などのほか、遺跡の土器出土関連や墓所写真などの歴史的調査資料、郷土文化関連資料、堀江文書目録などの新発見資料、「区史原稿」や「中野区史」など、70点以上の資料を展示している。

 開催時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。2月28日まで。

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