
現代作家4人によるグループ展「質量:イメージ」が3月2日から、JR東中野駅近くの「Art Space銀河101(いちまるいち)」(中野区東中野1)ギャラリースペースで開かれる。
Art Space銀河101は、若い現代アーティストたちが古いアパートの1階をリノベーションして開いた、ギャラリーとアトリエを併設するアートスペース。廊主の大人倫菜(おおひとりな)さんによると、「作品に真摯(しんし)に向き合って制作を続けているアーティストが正当な評価を受ける礎をつくること」を趣旨とし、「中野エリアにおける新しいアートの拠点として、芸術作品の体験・鑑賞を通してより多様な考えの構築に貢献できる場所として機能すること」を目指しているという。アトリエ名は入り口にある窓ガラスの模様と部屋番号から。
同展は、奥村美海さん、田沼利規さん、中根唯さん、宮下咲さんによる絵画・版画、それらを起点にしたインスタレーションなどを展開するグループ展。「制作、とりわけイメージを生成する工程において、モチーフや生み出された作品が持つ質量について考える過程があることに着目し、この度の展覧会名とした」という。初日の18時からはアーティストによるギャラリートークも行う。
開催時間は12時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。3月8日まで。