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中野・沼袋で「ふく」舞い降り「猫」走る?-卸問屋が名物・激安イベント

「服(福)」が宙を舞う

「服(福)」が宙を舞う

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 中野・沼袋の衣料品卸問屋「土橋商店」(中野区沼袋 1、TEL 03-3387-6639)が2月8日・9日の2日間、激安イベントを開いた。

ランニャーソックス販売の応援に駆け付けた猫ひろしさんと土橋専務(右)

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 テレビなどでも取り上げられている同イベントは今年で25年目を迎えた。「激安で日本中を元気に」をテーマに今回は「第1回 沼袋 気絶安フェスティバル」と題し、地元や各地からも店が参加する初の試み。海外を含む全国に65店舗を展開する「BRAND OFF」が「ブランドバックマウンテン」と題したブランドバッグのワゴン積みイベント、仙台の激安おもちゃ販売店「縁日の森」の出店、カウンセラー岡田沙織さんによる「お悩み何でも100円人生相談」のほか、同区内の有名ラーメン店「麺彩房」が2玉100円ラーメンセットを販売した。

 激安セールでは、1円のレディスの白無地Tシャツ、100円のTシャツやパーカ、靴下つかみどりなどが行われ、2日目には用意した商品が全て完売したほか、猫ひろしさんプロデュースの「ランニャーソックス」販売に猫さん本人が登場した。「ニャーにちなんで280円で持ってけニャー」とお決まりのポーズでお客さまにアピール、300足用意した商品は完売した。

 同商店のメーンイベントである「衣料品段ボール詰め放題」(500円)2日目では、あらかじめ抽選で選ばれた人たち約100人が用意された段ボールに衣服を山盛りに詰め込み、中には段ボールを破ってしまう人も。時折、2階の踊り場から「お宝品」と題した高額ダウンジャケットなどの衣服が同社の土橋達也専務や猫さんから投げ込まれ、参加者は宙を舞う目玉商品の「服(福)」をわれ先にと競っていた。

 土橋専務は「今回のイベントにもおもちゃの激安販売を用意し、親子連れでも楽しめるよう工夫した。初日は大雪に見舞われお客さまも少なかったが2日目に多くの人に来ていただき、ホッとしている。このイベントを通して、中野の子どもたちに仕事の楽しさ、大人になることの楽しさを伝えたい。そして子どもたちの手本となれるよう、これからもこのようなイベントをガンガン続けていきたい」と話した。

 2日目にはメーンイベント開始前から長い行列ができ、複数のテレビカメラも入っていた。

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