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中野3Dプリンタービジネスコンテスト募集開始 大賞にはビジネス施策費100万円

昨年の授賞式の様子(写真左は板生理事長)

昨年の授賞式の様子(写真左は板生理事長)

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 中野区産業振興推進機構(中野区中野4、TEL 03-5942-6007)は8月12日、3Dプリンターに関連したアイデアコンテスト「3Dビジネスディギングフェスティバル2016」の公募を開始した。

スポンサー賞には賞品としてパーソナル3Dプリンターも(写真は第1回開催時の様子)

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 同イベントは、ICTやコンテンツビジネスのアイデアを発掘(ディギング)し、起業を支援するイベントで、昨年8月に初開催し今回2度目となる「ICTCO起業支援プログラム」。今回は「クイック&ダーティー・プロトタイピング」をテーマとし、普通の生活者が考える「こんなものがあったらうれしい」「こんなことで困っている」などを実現・解消するアイデアを募る。起業を目指す個人やグループ(法人を除く)が対象で、工業用3Dプリンター、パーソナル3Dプリンター、金属3Dプリンター利用や作品などを盛り込んでいることが条件。

 審査は中野区産業振興拠点「ICTCO(イクトコ)」で9月17日を予定し、審査員は東京大学名誉教授で中野区産業振興推進機構の板生清理事長や、明治大学先端メディアサイエンス学科宮下芳明教授らが務める。同機構事務局で構造計画研究所の千種芳幸さんは「例えば製造終了し、壊れてしまった家電の部品を3Dプリンターで再生するなど。3Dプリンターに少しでも関係あるアイデアならどんどん応募してほしい」と呼び掛ける。

 前回は応募50件以上で12件が最終プレゼンに進み、最優秀賞のプラチナ賞は「3Dプリンターを利用した子供の足部発達支援プロジェクト」だった。同プロジェクトは試作費100万円で市販のビデオカメラを使用した足部スキャニングソフトウエアを製作し、現在事業化を推進中。

 募集内容や対象は特設ホームページで確認できる。応募締め切りは9月9日。

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