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中野区役所玄関前にスケートボードパーク 今年初登場、初心者向け教室も

セクションを設置した中野区役所玄関前スケートボードパーク

セクションを設置した中野区役所玄関前スケートボードパーク

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 中野区役所の玄関前広場が1月17日、一日限りのスケートボードパークとなった。主催は中野スケートボード協会。

(関連フォト)スケボー教室には約40家族が参加した

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 JR中野駅周辺の再開発により、昨年10月に閉鎖された中野駅北口暫定広場の代替地として中野区役所前花壇が平地に整備され、いろいろなイベントで利用できるようになった区役所玄関前広場。昨年10月末には中野文化祭のアニソンDJイベントなどで利用され話題となったが、同パークはその2カ月前の昨年9月に中野区役所前広場の整備完了後のこけら落としイベントとして初登場し、毎月1回1日限りスケートボードパークとなっている。

 同イベントは「もっとスケートボードを身近に感じて思い切り楽しんでほしい」と、中野区内で20年以上もスケートボードショップ「FATBROS.(ファットブロス)」(中野区中野5)を営み同協会会長も務める萩原明則さんを中心に、同区内に住むミュージシャンBenchらを含むローカルスケーターやプロスケーター森田貴宏さんらがボランティアとして参加し運営している。「にぎわいフェスタ」「ヌーノジャズフェスタ」など同区内のイベントでもスケボーパークを作ったり初心者向け教室を行ってきた。

 今回、11時からの初心者向けスケボー教室に集まったのは40家族、約50人の子どもたちが参加し、ボランティアスタッフに支えられながらスケボーを楽しんだ。参加した子どもたちは経験者と初心者に分かれ、スケボーに乗る練習や、セクションと呼ばれる障害物上を通ったりしてスケボー体験を楽しんだ。参加した子どもの一人は「最初は難しくてできないと思ったけど、一人でスケボーに乗ることができて楽しくなってきた。来月もまた来たい」と話していた。

 萩原さんは「中野にはスケボー禁止となっている場所が多く、なかなか思い切ってできる場所がなかったので、そのような場所を作りたかった。いでい(区議会議員)さんなど、いろいろな人たちに協力していただき、区役所前という場所を得たことで、これからもっとスケボーを身近に感じてもらい、大人も子どももスケボーに興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。「スケボーは2020年の東京オリンピックの種目に決まりつつあるので、子どもたちにぜひオリンピック選手も目指してもらいたい」とも。

 同所でのスケートボードパークは2月21日と3月13日の開催が決まっている。

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