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中野が揺れたサブカル祭「中野文化祭」閉幕 区役所玄関前でアニソンDJレイブも

リアニ8、中野区役所前会場でトリを飾った「G.H.S」

リアニ8、中野区役所前会場でトリを飾った「G.H.S」

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 中野サンプラザ、中野区役所前、中野セントラルパーク、中野ブロードウェイ、中野区産業振興センターなどを会場として10月31日と11月1日の2日間、「中野文化祭2015 ~世界は中野に恋をする。~」が開催された。

(関連フォト)新人監督映画祭のレッドカーペットには加藤雅也さんも登場

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 同イベントは今年初開催。サブカル文化を中心とした中野のコンテンツを集約したイベントの集合体で、中野区開催の「なかのまちめぐり博覧会2015」の一環として若手イベンターらが中心となり、同区をはじめ、区内経済界や企業、有識者らが協力する形で実現した。

 初日12時過ぎには「第2回 新人監督映画祭」のオープニングイベントとして、招聘(しょうへい)作品や入選作品の監督や俳優らが中野サンプラザ前に敷かれたレッドカーペットを歩き、俳優の加藤雅也さん、監督として登場した大和田伸也さん、主演を務めたアイドルグループ「さんみゅ~」らが登場した。MCは大森ヒロシさんらが務めた。

 15時30分からは中野区役所前で、日本一の「ヲタク」ダンサーを決める「アキバ×ストリートの決勝戦が開催。2人が交互にダンスを披露し、RAB(リアルアキバボーイズ)がその場で判定する形式。熱戦の末、超妖怪弾頭ネオたんが優勝を果たした。

 中野区産業振興推進拠点「ICTCO」(中野区中野4)では、ウルトラシープによる「ウルトラクリエイターエクスペリエンス ~モノがたろう、モノづくろう~」を開催。ユーチューバ-たいぽん、岸田教団ichigoさんプレゼンツ「ごちデス打ち上げ」にはカヨコさんや分島花音さんも登場したほか、音楽×物語「ウタカタ・オーバードライブ」制作発表イベントには湯浅かえでさんらも登場し、会場は超満員となった。

 17時30分からは中野サンプラザ前特設ステージで、歌手でタレントの中川翔子さんの「中野ブロードウェイ50周年記念館長就任式」が行われたほか、小林幸子さんも登場。しょこたん♥さっちゃん」として10 月28 日に発売した新曲「無限∞ブランノワール」を披露し、ファンを魅了した。関連イベント「無限∞ブランノワール」×「無限∞ナイツ」コラボの都市型謎解きエスケープ「勇者しょこたんとラスボスさちこの物語」には2日間で100人以上が参加し、街歩きゲームを楽しんだ。

 2日目11時には、メーンイベントの一つであるアニメ×ダンスミュージックDJパーティー「Re:animation8(通称リアニ)」がスタート。今回から中野サンプラザ前と中野区役所前での開催、リアニを2会場2ステージで開催したのも、中野区役所前でDJライブを行ったのも初。イベントは終始盛り上がり、「ジャンプ禁止」の注意事項が掲げられていたが、中野サンプラザ前の地面は時折揺れていた。入場者数は過去最高の3400人、体調不良などで救護を必要とした人はいなかった。ラストの演目終了後には田中区長や北原区議会議長も駆け付け、田中区長は「これからの皆さんの若いパワーをこの中野に集めて爆発させてほしい」と呼び掛けた。

 中野サンプラザ内の企業ブースでは、初日のカンロ(新井2)公式梅応援キャラクターの甘露梅乃(かんろうめの)の声優を務める田中美海さんのお渡し会、2日目の創作工房「聖Smiley学園オフィシャル オフ会@東京」にはファンが殺到し、会場外には長蛇の列ができた。中野コンテンツネットワーク協会は初日に「中野文化祭マニアゼミナール」と題して「ジパングコード~浮世の絵師たち」セミナーを行い、2日目には「プラプラチャンネル」と題したライブを配信、秋田隆輝さん、さとうかほりさん、橋本正太郎さんらがライブやパフォーマンスを披露した。

 2日間を通してコスプレイベント「MAGフェスタ」も開催。1日1回、中野駅周辺をコスプレーヤーがパレード。廃校や線路沿い、中野ブロードウェイなどで撮影も行い、それぞれのイベントにも参加しながら中野文化祭に華を添えた。中野四季の森公園では「中野文化祭のオアシス」として「the Green Stage」も開催。10台以上のキッチンカーやステージが繰り広げられ、多くの家族連れなども参加した。

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