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「東京演劇集団 風」30周年で新作公演 ブレヒト作品、「詩劇」でエロス表現

詩劇「バールの賛歌~バールの愛した女」のワンシーン(1)

詩劇「バールの賛歌~バールの愛した女」のワンシーン(1)

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 東中野の「レパートリーシアターKAZE」(中野区東中野1、TEL 03-3363-3261)で8月25日から、詩劇「バールの賛歌~バールの愛した女」が上演される。

(関連フォト)詩劇「バールの賛歌~バールの愛した女」のワンシーン(2)

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 原作者のベルトルト・ブレヒトはドイツの劇作家、詩人、演出家でアウクスブルク出身。ミュンヘン大学時代より文学活動を始め、1922年に上演された「夜うつ太鼓」で脚光を浴びる。代表作に「三文オペラ」「肝っ玉お母とその子供たち」「ガリレイの生涯」など。

 「バールの賛歌~バールの愛した女」は、2つの大戦を経験した亡命作家ブレヒトが20歳のときに執筆した「偉大なバールの賛歌」をもとに、同劇団芸術監督の浅野佳成さんが台本を作成したもの。同作品はバールを愛した「女」を登場させ、ブレヒトが戯曲に込めた「生命への賛歌」を断片化し、バールの生命=エロス、その誕生から消滅までを語る詩劇として上演する。出演は、栗山友彦さん、渋谷愛さん、柳瀬太一さん、緒方一則さん、田中賢さんほか。

 平日は19時開演、土曜・日曜は14時開演。チケットは、大人(当日券)=4,000円、大人(前売り券)=3,800円、学生=3,300円。9月3日まで。

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