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旧新井村の鎮守、新井天神北野神社で例大祭 旧新井村内5町会のみこしも運行

境内に宮入りするみこし(過去開催時の様子)

境内に宮入りするみこし(過去開催時の様子)

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 旧新井村の総鎮守社である新井天神北野神社(中野区新井4)の例大祭が9月17日、開催される。

(関連フォト)境内に宮入りするみこし(過去開催時の様子)

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 毎年恒例となっている新井天神北野神社の祭礼は、中・北・西・南・東町の5町会からみこしや山車が出て街を練り歩く由緒ある祭り。現在の中野区は江戸時代の12の村の集合体で、中野村・本郷村・雑色村・江古田村・片山村・上高田村・新井村・上沼袋村・下沼袋村・上鷺宮村・下鷺宮村、本郷新田村(本郷村から分離)から成り、1932(昭和7)年に、それぞれ村が合併した野方町(新井村・江古田村・片山村・上高田村・上沼袋村・下沼袋村・上鷺宮村・下鷺宮村)と中野町(中野村・本郷村・本郷新田・雑色村)がさらに合併し誕生したが、同例大祭は旧新井村の祭りという位置付け。

 前日16日は「宵祭り」。本祭は17日で、10時には「式典」、11時ごろには各町会のみこしが宮出しされる。みこしは旧新井村内を練り歩き、16時30分ごろには宮入りする。両日とも19時~21時には同境内の神楽殿で演芸大会が催される。

 同神社の神は、文武両道の神とされる菅原道真公と食物をつかさどる保食神の2神。同神社の別当寺「新井薬師梅照院(新井山梅照薬王寺)」(新井5)の開祖である僧・行春が天正年間(1573~1592)に、同時期に建立したといわれている。境内には「新井」という地名の由来となった井戸もあるという。

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