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東中野にコインレスランドリー 電子マネー清算、領収書発行や終了電話コールも

「TOSEI Laundry」内観

「TOSEI Laundry」内観

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 JR東中野駅東南口から南下した所に9月26日、「TOSEI Laundry(とうせいランドリー)」(中野区東中野1)がオープンした。

(関連フォト)店内中央の精算機では選択終了電話コールの設定もできる

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 同店は、クリーニング店など向けの業務用洗濯機や乾燥機を開発している1950(昭和25)年創業の老舗ランドリーメーカー「TOSEI」(静岡県伊豆の国市)のモデル店舗。同社初の直営店で、24時間店舗として稼働し、ショールーム的な役割も果たす。同社高橋岳彦取締役は「ランドリーメーカーとして市場を拡大していかなければならず、そのための市場動向を調査する意味も含めて直営店を東京に出した」と話す。

 通常のコインランドリーではマシンごとにコイン投入口が設置されているが、同店のランドリーは店内中央にある集中清算システムで管理されており、個々にコイン投入口はない。高橋さんは「コイン投入口のついていない一般向けランドリーは業界初」という。清算は店内でも販売しているプリペイドカードや電子マネーで決済できるほか、現金でも清算可能。領収書も発行できる。利用者は、使っているマシンの稼働が終わりに近づくと「ハローコール」と呼ばれる電話への自動連絡も設定できるほか、英語にも対応している。

 店内には、布団なども洗えて乾燥できる大型の洗濯乾燥機(洗濯32キロ、乾燥22キロ)2台(60分、1,600円)のほか、中型洗濯乾燥機(洗濯22キロ、乾燥15キロ)2台(60分、1,300円)、小型洗濯乾燥機(洗濯12キロ、乾燥8キロ)2台(60分、1,000円)、大型乾燥機(25キロ)2台(7分、100円)、中型乾燥機(14キロ)4台(10分、100円)を設置する。

 高橋さんは「ドラムにはカビが生えづらく、高温乾燥のためダニも死滅するはずなので、いつも清潔に保たれている。この場所は学生、単身者、ファミリー、高齢者のほか、事業主の方も多い。布団など大型のものも手軽に洗濯できるので、いろいろな人たちに気軽に利用してみてほしい」と話す。「ランドリーの稼働状況なども全て一元管理できるので、コインランドリー業者の人たちにも見てもらい、自分たちの仕組みを採用してほしい」とも。

 24時間営業。

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