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東中野ポレポレ坐で「てぷぬきん展」-布ナプキン、震災後から手縫いで1000枚

震災後に手縫いを始めた布ナプキンは1月に1000枚に達した

震災後に手縫いを始めた布ナプキンは1月に1000枚に達した

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 東中野の映画館併設カフェ「ポレポレ坐」(中野区東中野4、TEL 03-3227-1405)で3月9日・10日、手縫いの布ナプキン1000点を展示・販売する「てぷぬきん展」が開催される。主催は北海道で活動する団体tete(てて)の会。

「てぷぬきん展」

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 同団体は震災後、極端な物資の不足を体感し「物を大切にしたい」「自分たちが作る、使う、見直す」をコンセプトに結成された団体。手縫いの布ナプキンの利便性や再利用性を見直し、「物を大切にする気持ち」を再認識してもらうことを目標としている。

 2011年4月の結成後から活動を始め、毎月11日に北海道茅部郡で「手縫いで布ナプキンをつくろう」ワークショップを開き、布ナプキンをつくりを続けている。

 今回のイベントでは同会のメンバーやワークショップ参加者が手縫いで作った布ナプキン「てぬぷきん」を展示・販売するほか、素材販売やワークショップも予定する。価格や参加費は全て311円。経費を除く全ての収益を震災募金に寄付する。

 同会代表の田中はる枝さんは「震災のことを忘れず、それをきっかけとして自分の体のことや物のことを見直すことが大事。布ナプキン作りはきっかけにすぎないが、今の人たちに物の大切さと共に布ナプキンがかわいい下着であることを伝えたい」と話す。

 開催時間は11時30分~18時。

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