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中野のバックパッカー宿でワンコインディナー、日本文化体験で交流深める

日本の文化に触れることができると多くの外国人が集まった餅つきディナー

日本の文化に触れることができると多くの外国人が集まった餅つきディナー

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 中野にある外国人バックパッカー向け宿泊施設「やどやゲストハウス」(中野区中野2)で10月16日、餅つきイベントが開催された。

日本の文化に触れることができると多くの外国人が集まった餅つきディナー

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 参加者は同施設に宿泊している外国人客が中心で、毎週日本文化に触れられることをテーマに、1コイン(500円)でディナーなどを振る舞うイベントとして開催している。この日はロシア人、イギリス人、台湾人、オランダ人、アメリカ人、ルーマニア人、ノルウェー人など総勢22人が参加。日本人もゲストとして参加し、中には毎週通う人もいるという。

 毎週イベントを開催するにあたって、同施設代表の澤畑明豪さんは「きっかけは震災。日本への旅行客の足が止まり、宿泊客数人の日が続いていた時、ボランティアスタッフのフランス人女性が、地元住民との交流を深め始めた。いつしか毎週、異国文化と日本文化の交流の場としてこのワンコイン文化交流ディナーが始まった」と語る。

 イベントは、来日外国人と地元住民をつなぎ、日本文化を楽しんでもらうことが目的。ディナーに限らず着物・浴衣の試着、書道・茶道の体験、登山・釣りなどにも同行する。

 同施設は、部屋も「桜」「富士」「忍者」「侍」「鶴」などの名前。澤畑さんは「より多くの国の旅行者にロングステイ・ショートステイ問わず利用していただき、素晴らしい新旧の日本文化に少しでも触れて帰ってもらいたい。そして共に遊びたい」と話す。

 イベントは毎週火曜18時30分~開催。参加費500円。

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