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中野駅南口に「ナカノバ食堂」 「元気チャージ」コンセプトに薬局とのコラボ薬膳も

「ナカノバ食堂」外観

「ナカノバ食堂」外観

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 JR中野駅南口近くにある「イスクラ薬局」2階に6月1日、「ナカノバ食堂」(中野区中野3、TEL 070-5545-7908)がオープンした。

(関連フォト)(写真左から)穂高シェフ、店長の磯長さん、店主の藤原さん

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 「おいしくて元気をチャージできる場所」をコンセプトに、一汁三菜メニューを主力とする同店。席数はカウンター5席とテーブル席30席の計35席。店主である藤原さんによると、店名の「ナカノバは「中野に場を持とう、語り場を持とう」との意味を込めて名付けたという。

 中野のフリーペーパー「おこのみっくすマガジン」編集長の藤原秋一さんと、不定期で「イソカフェ」を開いている朝食ブロガーの磯長弘美さんがタッグを組み、イスクラ薬局中野店今井健二店長の協力で、昨年1月に、体調不良のため惜しまれながら閉店した中野坂上のコンチネンタルレストラン「ラティーナラティーノ」の穂高政明シェフを料理長に招く。

 モーニングタイムは、日替わりスープ、バケット、クロックムッシュ、フレンチトーストなどの一汁三菜定食にドリンクがついて500円~700円。ランチタイムは、日替わりの「ナカノバ丼」「薬膳カレー」「デリカ定食」にドリンクがついて800円~1,200円。カフェタイムはコーヒー、紅茶、中国茶、スイーツなど。バータイムは、ワイン、ウイスキー、ビール、日本酒、焼酎などに各種アラカルトメニューや一品料理(600円~)を用意する。「イスクラ薬局とコラボし、薬膳料理を毎月提供していく」と藤原さん。

 5月30日はオープンニングセプションパーティーを開き、「ラティーナラティーノ」のファンや関係者、業者など合わせて30人が出席。穂高シェフによる料理などが振る舞われた。

 穂高さんは「このようなポンコツを拾ってくれた2人に感謝している」と話し、同パーティーではギターの弾き語りも披露。この日、来場客の一人、大澤宏之さんは「ラティーナラティーノが閉店するとき、復活したという吉報が届くようにとの願いを込めてレターセットを送った。その便箋で招待状がきた時は涙があふれた。また穂高さんの味に出会えて感激」と興奮気味に話していた。

 藤原さんと共同経営者で店長を務める磯長さんは「○○さんの栽培した○○産玉ねぎなど、食材産地の見える化をしながら、デトックスやカロリーオフでない薬膳料理の力を借りて、食べて元気になる安心安全なメニューを提供していきたい。この場所は地域のコミュニティーの機能も持っているため、中野の人の体も心も元気にしたい」と意気込む。「店内には音響設備や大型スクリーンなどもあるので、落語や映画上映会、ライブなども開いていけたら」とも。イスクラ薬局の今井さんは「健康発信基地として店を発展させていきたい」と話す。

 営業時間は7時30分~22時(土曜は12時~)。日曜・祝日定休。

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