
中野セントラルパーク(中野区中野4)で8月2日・3日、「中野駅前大盆踊り大会(通称=ナカボン)」が開催される。主催は中野駅前大盆踊り大会。
2013(平成25)年に旧北口暫定広場(現在の中野駅北口暫定バスロータリー付近)で初開催した同イベント。バスロータリー整備のために中野サンプラザ前に会場を移したが、2017(平成29)年は北口暫定広場、2018年(平成30)は再度、中野サンプラザ前で、2019年は中野セントラルパークのパークアベニューで開催した。コロナ禍で2020年・2021年は同パークの地下カンファレンスで参加者を限定して開き、オンライン配信も行ったが、2022年に地上開催が復活。13回目となる今回も同パークのパークアベニューにステージを設け開催する。
ナカボンは同連盟役員、日本民踊鳳蝶(あげは)流家元で同イベント実行委員長の鳳蝶美成(あげはびじょう)さんらが中心となって、「中野ブランドの確立」「伝統文化の発展」「地域の活性化」「地域コミュニティーの推進」を趣旨とし、「盆踊りを通じて民謡や和楽器生演奏の良さを広く継承すること」を目的に開いている。2018(平成30)年8月14日20時ごろ、中野サンプラザ前で開催されていた「ナカボン」でDJ CELLYさんのかけた「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」で踊る盆踊りが大きな盛り上がりを見せていたところ、参加者の一人がその様子をツイッターでつぶやくと本家ボン・ジョヴィがリツイートして話題となり、多くのニュース番組などで取り上げられた。「盆ジョヴィ」発祥の地であるナカボンに対して昨年1月にはボン・ジョヴィ本人から中野駅構内にオリジナルメッセージ付きのポスターが掲出、昨年には「ナカボン」に対して本人からメッセージ映像が届いている。
ナカボンでは2日間を通して、メインステージで中野区民用連盟が中心となって中野区民歌謡こと通称「中野音頭」、オーソドックスな曲である「東京音頭」「炭坑節」などを三味線や太鼓、尺八を使った生演奏の中で踊るほか、スペシャルゲストによるパフォーマンスを行う。メインステージのほかにミニやぐらも設置し、本来のやぐらを囲んで盆踊りができるスペースも設置する。そのほか、ミニ縁日エリア、ビールなどを販売する出店、中野を拠点としているミュージシャンらも登場する。
スペシャルゲストは、2日=おしりたんてい、うんちバリバリ、お笑いコンビ「BAN BAN BAN」率いるアニソンDJイベント「アニソンディスコ」、アイドルグループ仮面女子、演歌歌手の丘みどりさん、DJ CELLY(a.k.a盆ジョヴィ)さん、「TRF」のDJ KOOさんら。3日=東映アニメーション「キュアアイドル」、ナカナノバンド、筋肉紳士集団ALLOUT、都立家政で生まれたザ・リーサルウエポンズ、DJやついいちろうさん、歌手の相川七瀬さん、元宝塚歌劇団専科の男役スターで中野区特別観光レポーターの沙央くらまさん、DJ CELLYさんら。
鳳蝶美成実行委員長は「年々賑わっている中野駅前大盆踊り大会。本当に皆様のおかげ。今年も『史上最強の盆踊り、最高の踊りと歌の夏の祭典』を目指し、色々な仕掛けや用意をしているので、是非たくさんの方のご来場をお待ちしている」と呼びかける。
開催時間は両日とも10時~21時。入場無料。