中野・四季の都市(中野区中野4)で10月8日・9日、周辺の大学生が中心となった合同文化祭「僕等(ぼくら)のナカノ祭」が開催される。主催は明治大学公認サークル「LittleFreeCampus」。
「中野×文化祭×おもてなし」をコンセプトとし、「大学の壁を取り払った新感覚の文化祭」をテーマにした同イベント。明治大学・帝京平成大学の中野キャンパスや早稲田大学の中野寮が隣接しているにもかかわらず学生と地域の関係が希薄であること、明治大学中野キャンパスでは文化祭が行われていないことなどを理由に昨年初開催し、今回2度目の開催。
複数の大学と地域が参加する文化祭を開催することで、相互の関係の向上を目指すほか、中野の住民だけでなく、区外からも多数集客し、中野の素晴らしさを発信することなどを目標に掲げる。今後継続的に続けていき、留学生を交えたグローバル化の促進も目指す。
会場では、各大学のサークル、エイズ啓発ラウンジによるテントでの模擬店やワークショップ、アカペラや弾き語りコピーアイドルなどのライブパフォーマンスなどを予定している。
実行委員長で明治大学総合数理学部2年の鐘ヶ江優樹さんは「中野区は、近年の新キャンパスや学生寮の設立により、多くの学生が行き来する学生街としての顔や、多くの外国人留学生が住む国際色豊かな街にも変わりつつある。そんな中、地域や近隣の大学との関係が希薄である、という声を耳にし、区内の学生と自治体や団体を巻き込みながらイベントを共につくり上げることで、学生と地域との橋渡しとなりたいと願って、イベントを企画した」と経緯を話す。
開催時間は、8日=11時~18時、9日=11時~20時。