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関東バスが業界初の夜行乗り合いバス発表 全11席が扉付き完全個室

新型バス「ドリームスリーパー」前でがっちり握手を交わす関東バス内藤社長(左)、両備ホールディングス小嶋会長と松田副社長(右)

新型バス「ドリームスリーパー」前でがっちり握手を交わす関東バス内藤社長(左)、両備ホールディングス小嶋会長と松田副社長(右)

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 中野に本社を構える関東バス(中野区東中野5)は中野サンプラザ(中野4)玄関広場で1月11日、新型バスとサービスに関する記者説明会と内覧会を行った。

(関連フォト)記者説明会には関東バスのマスコットキャラクター「かんにゃん。」も駆け付けた

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 説明会では、同18日から同社と両備ホールディングス(岡山県岡山市)が東京・大阪間で共同運行する全11室扉付き完全個室型の夜行高速乗り合いバス「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)東京・大阪号」をお披露目。同社によると、この新型バスの形態は業界初という。

 冒頭のあいさつで同社内藤社長は「両備ホールディングスから日本初の完全個室型のバス路線を作りませんか?との打診を受け、おもしろいと思った」と、両備ホールディングス小嶋会長は「快適性、安全性、居住性を兼ね備えた、世界で一番のバスを作りたかった。関東バスは勇気ある決断をした。乗ることそのものが目的になるという新発想のサービスを五感で感じてほしい」と話した。

 新車体や新サービスについては両備ホールディングス松田敏之副社長が説明し、「バスはホテルのイメージ。人間が無重力で浮遊している角度『ゼログラビティー』モードを搭載し、アロマの香りや心地よい森や川などの音も用意している。自宅よりも快適に過ごせる空間を実現した」と話したほか、「移動中が宿泊となるため、東京・大阪間を往復する2泊3日の旅はホテルを利用せず、ホテルに代わるドリームスリーパーで0泊3日とすることも可能」と付け加えた。

 運行時間は、東京(池袋駅西口)22時50分発なんば(OCAT)経由で大阪(門真車庫)7時30分着と、大阪(門真車庫)21時50分発なんば(OCAT)経由で東京(池袋駅西口)6時40分着。大人料金は、運賃=7,000円(2月28日までの開業祈念特別割引料金、通常料金=9,000円)と座席料金=1万1,000円で、合計1万8,000円。設備や予約方法など、詳しくは関東バス「ドリームスリーパー」ウェブサイトで確認できる。

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