「中野のまちに観光は必要か!? 中野プライドを考える」というテーマで2月5日、「中野区白熱教室」が開催される。主催はストリートデザイン研究機構(中野区松が丘2)。
中野区白熱教室は明治大学国際日本学部、小笠原泰教授の導きで進行する
同教室は、昨年2月5日にNHKで放送された「白熱教室JAPAN」の中野版。番組で取り上げられた明治大学国際日本学部の授業を行った小笠原泰教授を招き、中野区を愛する地方公務員、会社経営者、会社員、主婦、学生など、違う立場の人が一体となって地域づくりをするための討論を行う。授業は小笠原教授の即興で進行するため、結論は用意されていないのが特徴。
中野四季の都市(まち)がオープンし、キリングループや栗田工業など大企業、明治大学や帝京平成大学、来年には早稲田大学がキャンパスを開校し、昼間の人口が2万人増えると言われている中野エリア。徐々に観光資源化が進む中で、同教室は「中野プライドを醸成する場」とする。
開催時間は19時~、会場は東京テクニカルカレッジ(中野区東中野4)。参加費=500円(学生無料)。
小笠原さんは1957(昭和32)年、鎌倉生まれ。明治大学国際日本学部教授。東京大学卒、シカゴ大学大学院国際政治経済学修士、同大学院経営学修士。マッキンゼー&カンパニーを経て、米カーギル社ミネアポリス本社に入社。オランダ、イギリス勤務を経て、NTTデータ経営研究所へ。同社パートナーを経て、2009年4月より現職。