中野区観光協会(中野区中央3)は2月14日、中野区MAP第2弾として「中野区新学生新生活応援MAP」の配布を開始した。
前回の地図が「中野駅北口の裏路地マップ」だったのに対し、今回は「中野四季の都市(まち)」に開校する明治大学や帝京平成大学の学生らが新生活を始めるために必要な飲食・雑貨・娯楽などの情報を中心としたほか、ジョギングコースやさまざまな中野文化の説明も掲載した。すでに移転を終えた栗田工業、今後移転を始めるキリングループやチューリッヒ生命などのオフィスワーカーにも有効な情報となっている。
MAPは折り畳み後の配布サイズは前回と同じだが広げると倍のサイズ、おすすめ商品や定休日、サイトURLなどの店舗基本情報を掲載したほか、Wi-Fi対応、ワンコイン、禁煙などのアイコンを加えることで、一目見て分かるよう工夫を施した。
制作は前回同様全てボランティアスタッフが担当。中野区観光協会の主導の下、東京工芸大学や明治大学の学生も参加。明治大学の現役学生で中野区観光大使の明々(みんみん)さんは「4月から自分が利用すると便利だと思えるマップ作りを意識して取材したつもり。たくさんの取材の中から本当に掲載したいお店をセレクトしているので、使える地図になったと思う」と話す。
JR中野駅、中野サンプラザなどにマップスタンドを設置し無料配布するほか、観光協会のホームページにも印刷可能なデータを掲載予定。