中野区観光大使でタレントのメトロポリちゃんV(ファイブ)が3月9日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)を歩くイベントを行った。主催は中野区観光協会。
観光大使含め、この日1番の盛り上がりを見せた鉄道模型店の方向幕前
この日12時、事前にインターネットの公募で決まった一般参加者ら約10人を、同施設南入り口で待っていたメトロポリちゃんが先導する形でイベントはスタート。
エスカレーターに乗り、一番の活気を見せる3階へ。まんだらけをはじめとしたサブカルショップ店内、ショーウインドーなどを独自目線で参加者に紹介。その後4階、2階、地下1階、1階の順で「コスプレ」「変身」「奇怪な書」「カプセルトイ」「アニメ」など10以上の店を紹介した。
この日もっとも盛り上がったのは2階の鉄道模型店。そもそも「鉄子」のメトロポリちゃんと、参加者の中にいた数人の鉄道マニアとの間で話が途切れることはなく、ショーウインドーに展示された鉄道の方向幕が動き出すと、この日1番の歓声が上がった。
イベントにはNHKの取材班も同行、インタビューに対しメトロポリちゃんは「たくさんの人に中野の素晴らしさを伝えたかった。その人が好きなジャンル以外のお店でも一歩入ってみることで新しい発見があるので、違う趣味の人と回ると面白いかも」と話した。
「いつもは立ち寄らないお店に行くことができ、どうやら自分の中で新しい何かが生まれてしまったようだ」と参加者の一人。
新しいサブカル系店舗も続々開店している中で、40年以上も店を構えてきた靴店や有名生地店などの閉店も相次ぐ中野ブロードウェイ、新しい動きに今後も注目したい。