中野ブロードウェイ商店街振興組合(中野区中野5)と熊本県、熊本市、熊本県市長会、熊本国際観光コンベンション協会が4月1日、「くまもと」の情報発信や地域交流推進で提携した。今月13日・14日には同商店街で熊本の観光資源や名産品をPRするイベント「くまもとを知ってほしいモン!~くまもと観光月間in中野」を開催する。
熊本最西端の歴史ある踊り「牛深ハイヤ」もオープニングセレモニーで披露
提携期間は半年間。電飾看板やバナー、ポスター、パンフレットなどを中野ブロードウェイ商店街の商業施設に掲出・設置し、観光名所を紹介するほか、アニメ・漫画・歴史・文化・祭り・温泉などをテーマとしたイベントを毎月1回実施する予定。
今13日・14日のイベントでは、天草市、合志(こうし)市、銀座熊本館による「熊本うまかもんマーケット」のほか、熊本県営業部長「くまモン」、天草市「キャプテン海道くん」、合志市「ヴィーブルくん」、くまもと観光親善大使が観光PRを行う。
中野駅北口広場で行われる13日12時からのオープニングセレモニーには天草市長でもある安田公寛熊本県市長会会長、荒木義行合志市長をはじめ、熊本県関係者、田中大輔中野区長らがテープカットを行う予定で、熊本最西端の歴史ある踊り「牛深ハイヤ」も披露される。
この連携を仕掛けた熊本県市長会東京事務所次長の村上修一さん(八代市)は、「熊本は『くまモン』や『熊本城』のことは皆さん知っているが、県内14市のことはほとんど知られていないのが現状。何とかしなければと東京都内のいろいろな場所に行きながらPRの方法を模索していたところ、中野ブロードウェイに『おでんせ岩手』の電飾看板があるのを発見し『これだ!』と思った。熊本に縁のある漫画家や演歌歌手なども多く、文化の共通点が多くある中野とうまく融合できるはず」と話す。
イベント開催時間は11時~19時(14日は17時まで)。9月28日・29日には「くまもとファイヤー大物産展(仮称)」を開催、熊本県出身の八代亜紀さんの出演も決まっている。