野方警察署、キリングループ(以上、中野区中野4)、カンロ(新井2)は4月8日、中野サンプラザ前および周辺道路で全国交通安全運動全国キャンペーンを行った。
キャンペーンは「春の交通安全週間」の一環。野方警察署、今年3月から新拠点「中野セントラルパーク」に順次移転を開始するキリングループ、昨年創業100周年を迎えたカンロが協力、同署警察署員、ボランティアらによる「交通標語入りカンロ飴」や、ノンアルコールのビールテイスト飲料「キリンフリー」を無料配布した。
カンロ管理本部管理部長の須藤貴浩さんは「今まで中野にどのような形で貢献すれば良いか模索していたが、このような形で貢献できて嬉しい。これからもいろいろな形で携わっていきたい」と話した。
同キャンペーンを取り仕切ったキリンビールマーケティング東京支社第4支店長の藤田浩文さんは「飲酒運転で起きる悲しい事故を少しでも減らしたいし、当社の商品も一役買いたい。当社社員も含めて人口が突然数万人増えた中野をドライバーの方々に意識してもらうことも大きな目的」と話す。
カンロは1912(大正元)年11月10日、「宮本製菓所」として山口県で開業。1960(昭和35)年にカンロ飴が大ヒットし現在の社名に変更。1963(昭和38)年に中野区に移り、昨年創業100周年を迎えた企業。
キリングループは、キリンホールディングスや、主要事業会社であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンなど、対象者約2700人が徐々に中野セントラルパークに移動し始め、5月をめどにすべての移転が完了する予定。