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中野・新井のマグロ専門店が1周年-同ビル内で移転・増床

定番メニューの「マグロ箱」(525円)は日替わりで部位が変わる

定番メニューの「マグロ箱」(525円)は日替わりで部位が変わる

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 薬師あいロード商店街のマグロ専門店(中野区新井1、TEL 03-5942-5594)が3月に1周年を迎えた。

通り側店舗に5メートル移転、35平方メートル24席に増床した店内

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 2カ月前には同じビル内で通り沿い店舗に移転・増床した。席数は15席から24席に増え、店舗面積35平方メートルと約1.5倍の広さ。移転に伴い、店舗名称は「マグロバール」から「マグロマート ハンチカ」に変えた。店主の平島瑠尉さんは「前の店舗は奥まっていたため店内が暗い感じだったが、今の店舗では仕込みの際に自然光が入り、素材の色が分かりやすくなった」と話す。

 「巨大なマグロの中落ち塊を食べたことがキッカケでマグロのとりこになった。マグロは奥深く、おいしく、いつも驚きの連続」と話す平島さんは、マグロに魅せられる前はバーを経営していたが、中野区弥生町に「城ヶ島マグロマート」をオープン、1年ほど前にはバーをマグロ専門の「飲み屋」として再スタートさせた。

 定番メニューは「マグロ箱」(525円)。その日の仕入れ状況によりいろいろなマグロの部位を3種類以上盛り付け、中トロ、赤身、脳天、頬肉、ハラミ、時には大トロが入る時も。そのまま刺し身をしょうゆとワサビで食べるほか、炙(あぶ)り(焼き台有り)や塩で食べるなど、来店客の好きな食べ方ができるのが特徴。人気メニューは「のどうら肉の鉄板焼き」(609円)。市場にはあまり出ない珍しい部位の「のどうら」を鉄板で焼いて食べる。肉のロースのような食感が味わえるという。

 平島さんは「マグロをどれだけ楽しんでもらえるかを極めたい。そしていろんなマグロに合ったお酒や食材も発掘しながら、定休となる日曜には生産者や食への取り組みをしているスペシャリストと共に『おいしいを追っかけろ』と題したイベントを不定期で開催するのでぜひ参加していただければ」とも。

 営業時間は17時~24時30分。日曜定休。

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