中野「テアトルBONBON」（中野区中野3、TEL 03-3381- 8422）で8月1日から、芸能プロダクションルートエフ（中野区上高田2）所属の劇団「Empathy experience」が「なかのエンジョイ♪えんた～て～めんと『なかのサイド物語（ストーリー）』」公演を行う。

「なかのサイド物語」イメージ

　「ナカノ国」を舞台にした「なかのエンジョイ♪えんた～て～めんと」シリーズは今回で5回目。「お孫さんを連れたおじいちゃん、おばあちゃんがお子さんと一緒に楽しめる」ことをコンセプトに、地元の文化や地名をちりばめたストーリーに歌とダンスを織り交ぜた演劇で、「なかのサイド物語」は同劇団の公演に毎回登場する「ナカノ国」誕生前の話。

　公演はUME組とMISO組の2チーム制（2チーム兼任アクターあり）、初日はUME組が19時から、2日目はMISO組が19時から、3日以降はほぼ2回、11日間で計18回の公演。開始時間やチームなど、詳しくはテアトルBONBONのホームページで確認できる。

　ルートエフのプロデューサー香取大介さんは「この公演を通じて、人と人、人と地域、若年層と高齢者をつなぎつつ、中野のよさや文化への理解度を深めてもらいたい。この作品に登場する青年たちは、より平和な『なかの』を作りたいという強い思いで、苦しみながらも勇気を出して戦っている。世の中の新しい仕組みを作るのは並大抵のことではないが、そのヒントがここに隠れていることをぜひ伝えたい」と意気込みを話す。

　チケットは、当日＝4,000円、前売り＝3,500円（日時指定、自由席）、中野区民優待券＝3,000円（同）、小・中学生＝3,000円（同）。時間は公演日によって異なる。8月11日まで。