![青木弘さんの作品 © Hiroshi Aoki All Rights Reserved](https://images.keizai.biz/nakano_keizai/headline/1738795059_photo.jpg)
写真家・青木弘さんの写真展「Bricolage(ブリコラージュ)」が1月31日、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で始まった。
青木さんは1976(昭和51)年、鳥取県出身、横浜市在住。写真家の武政義夫さんに師事。英国への留学を経て2002(平成14)年、フリーランスとして活動を開始。戦争、貧困、飢餓、尊厳をテーマにアフリカの紛争地を中心に撮影を続ける。写真展などのほか、「アフリカを愛し、アフリカに愛された男」としてイベントや講演会、ラジオなどで活動中。現在、アフリカへの継続可能な平和支援プロジェクト「PEACEis」を立ち上げ、そのギャラリーを開設。2020年には写真集「樹平線juheisen」(モーターマガジン社)を出版した。
ギャラリー店主の野口奈央さんは「昨年7月に開催した写真家・綿谷達人(わたたに・たつひと)さんの写真展『Rohingya-私たちにできること』に続き、『Photo Exhibition for Better』シリーズの2回目として開く。特定のテーマにとらわれず、ギャラリー冬青としてその時々に大切だと思う国内外の社会課題を取り上げ、本シリーズの会期中、写真展売り上げの一部をその課題に関する活動へ寄付する。この写真作品を通して、中東やアフリカの内戦を20年以上取材し続けてきた青木さんの思いや『PEACEis』の活動を知り、彼らの挑戦を一緒に応援するきっかけになれば」と話す。
開催時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日定休。観覧無料。3月1日まで。2月14日19時からはバレンタインデーライブイベントを予定。要予約。