![「パタゴニア-風の道を辿る-」作品 © 松井章](https://images.keizai.biz/nakano_keizai/headline/1739397402_photo.jpg)
写真家・松井章さんの写真展「パタゴニア-風の道を辿(たど)る-」が2月19日、中野通り新井交差点近くのカメラ付属品メーカー大手「ケンコー・トキナー」(中野区中野5)本社ギャラリーで始まる。アルゼンチン共和国大使館の共催。
松井さんは1977(昭和52)年東京生まれ・北海道育ち。神奈川大学国語学部スペイン語学科卒業。学生時代から南米に通う。「南米大陸の幻想風景」をテーマに風景写真家として活動。アンディーナトラベル社の代表。日本写真家協会(JPS)正会員。2021年からはペルーやアルゼンチン、ボリビアなどをテーマとした写真展を開催するなどしているほか、テレビ番組の現地コーディネーターや映像協力、写真提供なども行っている。
同展のテーマは南米アルゼンチンのパタゴニア地方「フィッツロイ山群」。松井さんは「日本人がほとんど知らない未踏の大地で、12年かけて撮影した写真を展示する。南米大陸の南端部にあるパタゴニア地方は南極から暴風が吹き寄せることから『風の国』と呼ばれ、風は万物の支配者。風とともに生きる命と、風が生み出す壮大な風景を通して、『地の果て』のドラマを、ぜひご覧いただければ」と呼びかける。
開催時間は11時~19時。火曜定休。入場無料。3月3日まで。