
写真家・コスタス・マロス(Kostas MAROS)さんの写真展「Cabaret Bizarre(キャバレービザール)」が現在、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で開催されている。
コスタス・マロスさんは、スイスのバーゼル大学で法律を学び、数年間弁護士として働く。その後、2013(平成25)年に独学でフォトグラファーに転身。以来、スイス国内のみならず世界中で報道・企業・広告写真を手掛けている。商業写真と並行して、自身のアートプロジェクトにも取り組んでいる。受賞歴は、2015年「スイス・プレス賞(第3位、Cabaret Bizarreシリーズにて)」、2016年「VFGヤング・タレント賞」、2021年「Prix de la Photographie(パリ写真賞)」、2024年「IPFO スイス・フォトアワード」など。
同展は、2015(平成27)年にスイス・プレス賞を受賞し、チューリッヒ州立美術館、スイス国立博物館などスイス国内で既に数回展示されている作品。スイス国外での展示は初。銀塩プリント制作協力はザ・プリンツ久保元幸さん、在日スイス大使館が後援している。
開催時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日定休。観覧無料。4月26日まで。4月19日16時から、現代写真研究家・北桂樹さんとのトークイベントを開く(要予約)。