
日本と台湾の芸術交流の祭典「第1回 日本台湾有効芸術家賞 授賞式と芸術祭」が4月29日、中野区役所1階「ナカノバ」で開催される。主催は一般社団法人「TOURI ASSOCIATION」(新宿区)。
(関連フォト)受賞予定の台湾台中市生まれのシンガー・ソングライター洸美-hiromi-さん
同法人代表の簡憲幸(かんのりゆき)さんは「私は台湾系華僑の2世だが、『ほぜんじ幼稚園』『明大中野高校』を卒業した根っからの中野っ子。急速にアジアとの交流が盛んとなっている中野区において、中野から日台アーティストの活躍を発信できればと思い、このイベントを企画した」と話す。
イベントは2部制で、日本と台湾との友好親善に貢献している日台アーティストに対して「日本台湾友好芸術家賞」を授与する1部と、受賞者による日台アーティストがパフォーマンスを披露する2部で構成する。
受賞者は、台湾人と日本人のハーフで佐渡島出身のダソサーの若林美津枝さん、台湾・南投縣観光親善大使も務める演歌歌手の飛鳥とも美さん、台湾人と日本人のハーフで台湾台中市生まれのシンガー・ソングライターの洸美-hiromi-さん、台湾系華僑3世で台湾との文化交流にも取り組むハーピストの彩愛玲(Ailing Sai)さん、台湾原住民の歌舞を通じて台湾文化や歴史を伝える在日台灣原住民連合会の5組。プレゼンターは酒井直人中野区長も務める。
開催時間は、第1部=14時~15時(参加無料)、第2部=15時~18時(参加費1,000円)。