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中野・ギャラリー冬青で落合由利子さん写真展 1991年のルーマニア切り取る

落合由利子さんの作品 © Yuriko Ochiai All Rights Reserved

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 写真家・落合由利子さんの写真展「CORNEREVA ROMANIA 1991」が6月6日、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で始まる。

(関連フォト)「ギャラリー冬青」外観

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 落合さんは1963(昭和38)年、埼玉県生まれの写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業後、代官山スタジオを経て独立。1989(平成元)年、ベルリンの壁崩壊直後にその時代に生きる人間の存在を写真にとどめるために東欧諸国を巡り、自給自足を基盤とする人間の根源的な生活を求めてルーマニアの山あいの村で暮らしながら写真を撮る。1984(昭和59)年、日本大学芸術学部長賞。著書は「働くこと育てること」「絹ばあちゃんと90年の旅~幻の旧満州に生きて」など。現在、「今までに蓄積された写真の、時の流れを行ったり来たりしながら『循環』をキーワードに作品制作を試みている」という。

 開催時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日定休。観覧無料。6月28日まで。6月6日19時から、東京芸術大学大学院教授の毛利嘉孝さんと写真評論家のタカザワケンジさんとのトークイベントを、同14日17時から写真家・大森克己さんとのトークイベントを、それぞれ予定している(要予約)。

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