
「月刊少年マガジン」50周年記念ポップアップストアが5月22日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)3階「墓場の画廊」で始まった。
「月刊少年マガジン」は1975(昭和50)年に創刊。通称「月マガ」。「ノラガミ」「BECK」「ボールルームへようこそ」などがアニメ化されるなど、少年をターゲットに講談社が刊行してきた人気月刊誌。廊主の佐山有史さんは「昭和、平成、令和と時代を超えて50年。もはや少年漫画誌の歴史そのものを体現する存在として、誌面同様の分厚い存在感で数々の名作を生み続けてきた。長期連載による昔ながらの変わらぬ味わいを持ちつつ、各時代を代表する意欲的なテーマも取り入れる挑戦的な老舗漫画誌として、世代を超えて愛読されている」という。
同ポップアップストアでは、第1週=「月マガとバトル&ファンタジー」(5月22日~30日)、第2週=「月マガとラブコメ(お色気)」(5月31日~6月6日)、第3週=「月マガとスポーツ」(6月7日~3日)、第4週=「月マガとカルチャー&コメディ」(6月14日~23日)と4週にわたって1週間ごとにジャンルを分けた資料展示やグッズ販売などを行う。店内には50年史、作品にちなんだ記念撮影スポット、新旧ファン同士が交流できるメッセージボードなども用意する。
佐山さんは「少年も、少年心を忘れない大人たちも、全員集合。月マガの50年の歴史に触れる中で、ワクワクする作品、魅力的なキャラクターときっと出合えるはず。ぜひ来場いただければ」と呼びかける。
開催時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~)。6月23日まで。