
ジンギスカン専門店「ジンギスカン羊一(よういち) 中野店」(中野区中野5、TEL 03-5942-5229)が7月1日、中野駅北口ふれあいロードと昭和新道の間にオープンした。運営はマトリクスダイナース(渋谷区)。
(関連フォト)「ジンギスカン羊一 中野店」外観、鈴木義彦店長(左)と大澤秀司さん(五反田店店長)
同店は、空輸で仕入れるオーストラリア産の「肉質と鮮度にこだわった」という生ラムを使ったジンギスカン専門店。10年前に渋谷に1号店をオープンし、五反田店、田町店、新宿店に続いて5店舗目となる。席数は、カウンター10席、掘りごたつ席20席、合計30席。店長は鈴木義彦さんが務める。
同社の佐々木紀人社長は「羊一では羊本来のコクのあるうまみと脂がしっかりとのったラム肉を提供することを一番に考えているので、オーストラリア産のラムと空輸にこだわっている。オーストラリアからの羊肉の輸入の主流は船での輸送で2~3週間ほどかかるが、空輸では最短5日ほど。オーストラリア産の子羊はニュージーランド産と比べて、飼育期間を2~3カ月長くとることでラムの中では大きく、味も濃く脂のりが非常に良いのが特徴」という。
ジンギスカンメニューは、ラム肩ロースとタマネギをセットにした基本の「ジンギスカンセット」、追加の「特選ラム肩ロース」「ラム切り落とし麹(こうじ)味噌(みそ)漬け」「ラムランプ」「ラムタン塩」「ラムハツ」「ラムチョップ」「ラムフィレ」(900円~1,800円)で、そのほかの焼き物は「きのこ盛り合わせ」「もやし」「長ネギ」「玉ねぎ」「ニンニクの芽」などを用意するほか、飲み放題付きコースメニュー(5,200円~)もある。薬味として「どっさりパクチー」「山わさび」なども。タレは自家製で、濃い口のしょうゆベース、数種類の果物や野菜をブレンドしてほのかに甘さもあるという。
佐々木さんは「まだあまり知られていないジンギスカンの魅力をたくさんの人たちに広めていくこと、さらには、出店する地域との共存共栄ができるような店舗作りを目指していきたい」と話す。
営業時間は、平日=17時~23時30分、土曜・日曜・祝日=16時~23時30分。月曜定休。