
日本一の「車夫」を決める「Red Bull(レッドブル)人力車」が10月9日・10日、中野セントラルパーク(中野区中野4)で初めて開催される。主催するレッドブル・ジャパン(港区)が7月7日、参加者の募集を始めた。
日々観光客を案内する人力車の車夫が主役となってスピードと技術を競い合う同イベント。日本独自で開催するイベントで、2日間にわたり「最速×最巧」の車夫を決める。コンセプト設定やコースなどは、人力車で世界30カ国以上を訪れ、アフリカ横断6400キロなどを達成している車夫のガンプ鈴木さんがスポーツディレクターとして監修した。
初日は予選ラウンド。人力車を引いた短距離で競い、上位20人が2日目の決勝ラウンドに進出できる。決勝ラウンドでは、ただ単に速いだけでは勝てないスキルも試される、特設障害物コースを用意し、競う。ガンプ鈴木さんは「世界一、人力車でさまざまな道を走ってきた。毎日平均40キロを走り、坂道、ボコボコの道、雨嵐などたくさんの障害物を経験したからこそ、このチャレンジに共感している。時代が加速し便利な時代だからこそ、人力車の人の力で動く魅力を感じてもらえたら」と話す。
応募条件は、イベント当日満16歳以上の男性であることと現役の車夫であること。定員50人。応募締め切りは8月7日。参加無料。詳細や応募方法は特設サイトで確認できる。