
認知症の人への理解を深めるために「たすき」をつなぐ伴走イベント「RUN伴(ランとも)+なかの2025」が9月20日、中野区役所をゴールとして開催される。主催は中野区オレンジカフェ連絡会(中野区上高田2)を中心とした実行委員会。
「RUN伴」は、認知症の人と接点がなかった地域住民と認知症の当事者や家族、医療福祉関係者が一緒に「たすき」をつなぐイベント。開催は8回目で、参加する「オレンジカフェ」など認知症サポートカフェを4つのコースに分け、中野坂上方面からスタートする東コース、南台方面からスタートする南コース、鷺宮方面からスタートする西コース、江原町方面からスタートして酒井直人中野区長も合流する北コースから、それぞれゴールの中野区役所を目指す。ゴール地点にはオレンジ色に装飾したゲートを設け、各コースのアンカーチームのためのゴールテープを用意する。
中野区役所1階「ナカノバ」では、介護相談やボクササイズ・スポーツチャンバラ体験、ゴールでの歌やチアリーディングなどを行う。
実行委員長の宮原和道さんは「今年は、『認知症の人との出会いの場をつくる!』をテーマにRUN伴全国がスタートしている。中野区の皆さんも出会い、伴(とも)に人生に伴走して、中野区に笑顔をたくさん増やしましょう」と呼びかける。
開催時間は10時~16時(最終組ゴール予定)。参加費は200円(保険代含む)。