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中野・七中で現校舎最後の「なかよしフェス」 子どもたちの運営で花火など

フィナーレとなった花火(昨年の様子)

フィナーレとなった花火(昨年の様子)

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 「なかよしフェス」が10月4日、中野区立第七中学校(中野区江古田2)の校庭や体育館で開催される。主催は第七中学校・江古田小学校・江原小学校のPTA。

(関連フォト)子どもたちが作成したポスター

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 コロナ禍で地域のイベントがなくなってしまったことや、江古田小学校と江原小学校の児童が第七中学校に進学するが、生徒グループも保護者グループも分断されがちとなることを懸念した校長から「みんなでなかよくなれるイベントを企画してみては」という提案があり、各PTAや子どもたちが企画して実現する同フェス。開催は3回目。

 今回も昨年同様、オープニング後に体育館での映画上映、その後に場所を校庭に移して花火大会という流れ。七中の校舎は築76年(1949年竣工)で、来年度に取り壊すことが決まっているため、現校舎で最後の同イベント開催となる。今年も周知方法は児童や生徒が、それぞれ一枚一枚手描きで描いたポスターを掲示板に貼ったり、中野区の広報サービス「ためまっぷ」などを利用したりして、手作りで広報活動を行っている。

 七中PTA会長の相川梓さんは「多くの生徒を育んできた校舎の思い出をみんなで一つ増やしながら、未来の七中にバトンをつないでいきたい」、江古田小PTA会長の田中恵さんは「子どもたちが健やかに育つ日々の中、地域の皆さまの温かい見守りに感謝している。この地域で生まれ育ち、過ごしてきて良かった。これからも共に世代を超えて、一緒に体感する楽しい幸せなひとときを共に過ごしましょう」、江原小PTA会長の鈴木めゆさんは「大勢の方と一緒に感動するこの場に、七中を卒業した母親やその世代の方々を招待することもでき、世代や地域の垣根を越えた仲良しの場に心が希望でいっぱい」と、それぞれ話す。

 今回の地域PTAの取りまとめ団体となった「なかの ともだち☆ひろば」代表の大橋とも子さんは「3校の親子が仲良くなるという趣旨はもちろん、小さなお子さまを持つ家庭、高齢の方からも地域で大きな花火を見ることができてうれしいと感想を頂いていた。初年度から協力してくださるベテラン有志の方を中心に開催するので、ぜひ楽しんでほしい」と話す。「駐輪場がないので徒歩で来場ください」とも。

 開催時間は15時30分~19時。参加無料。誰でも参加できる。

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