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中野区役所で「中野クリエイティブ祭」 健康・医療とメディア芸術テーマに

「中野クリエイティブ祭」の様子(昨年開催時)

「中野クリエイティブ祭」の様子(昨年開催時)

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 健康・医療とメディア芸術を学ぶ「中野クリエイティブ祭2025」が11月29日、中野区役所1階「ナカノバ」や「ミーティングルーム」「ソトニワ」などで開催される。

(関連フォト)前田地生実行委員長と「中野クリエイティブ祭」会場の様子(昨年開催時)

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 2022年4月に初開催した同イベント。前回は東京青年会議所中野区委員会(東京JC中野)が主催し、昨年は日本うんこ学会が主催した。今回の運営は実行委員会形式となり、「ナカニワ」「ソトニワ」や6階・会議室などに会場を拡大して開く。今年のテーマは「そなえを楽しく~自分と大事な人のそなえを考えるお祭り~」。

 1階「ナカノバ」では、遊び場を提供する「ゆるナカ」エリアや、白衣を着て撮影できるキッズ向けスペースのほか、酒井直人中野区長やよっぴーさん、サイエンスコミュニケーターの黒ラブ教授、うんこの化石の研究者などのトークイベントと、医療や福祉をテーマにしたアートの展示などを行う。「パーゴラ」では、現在闘病中の看護師・かげさん初の個展「ひかりのデイルーム」を開催。

 1階「ミーティングスペースA」では「老いや死にそなえる」をテーマに、ACPをテーマとした劇団ささいとによる演劇「かとかえる」や、「他者の人生終盤を追体験する」をコンセプトとしたすごろく型ボードゲーム「エンディングゲーム」体験会、葬式プロデュースカードゲーム「もしミュレーション」を使った「想(おも)ひ人ワークショップ」を開催する。

 「ソトニワ」「ナカニワ」では、歯科健診車両、腸活ヨガやパイロックスの体験ブース、「中野健幸どまんなか市」を中心に日々の健康相談などのできるブースや健康相談できる神社、屋台も登場。医療専門職が無料相談にも応じる。

 6階・会議室では、「うんこ」を入り口に大腸がんなどの健康や医療を楽しく真面目に考える日本うんこ学会の「第2回 日本うんこ学会学術大会」、エンタケア研究所が主催する「へルスケアビジネス開発の最前線」を予定。

 前田地生(ちせい)実行委員長は「健康・医療・福祉・科学の『正しい』知識を漫画・イラスト・絵画・ゲームといったクリエーティブの力で啓発するためのイベント。今回は『そなえ』をテーマに、自身だけでなく家族や友人といった大事な人の備えを考える一日にしていただければ」と話す。

 開催時間は12時~18時。途中の入退場自由。入場無料。申し込み不要(「エンディングゲーム」体験会は要事前予約)。

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