中野区在住の2025年度で20歳となる人を対象とした「中野区二十歳のつどい」が1月12日、なかのZERO(中野区中野2)大ホールで開催された。
2025年度で20歳を迎えたのは3227人。2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に変わった関係で、式典の名称も「成人のつどい」から変更され、中野サンプラザが2023年7月に閉館となった関係で、それ以降会場は同施設で開催している。
イベントは昨年同様、郵便番号164(町名=南台、弥生町、本町、中央、東中野、中野、上高田)で始まる対象者が参加する12時30分~と、同165(町名=新井、沼袋、松が丘、江原町、江古田、丸山、野方、大和町、若宮、白鷺、鷺宮、上鷺宮)で始まる対象者が参加する15時30分~の2部制で開催。
実行委員会は委員長の鷲崎広歩(ひろむ)さん、副委員長の野本久実果(くみか)さんをはじめ、伊藤愛華さん、馬場先潤さん、張ショウゲツさん、新崎佳苗さん、神田竜之介さんの7人と先輩サポーターの桜井成美さんで構成。今年のテーマは「結(むすび)」。鷲崎委員長のあいさつ後、2部とも国歌斉唱・区歌斉唱を行い、酒井直人中野区長、森たかゆき中野区議会議長らが登壇し、祝辞を述べた。
酒井区長は「私も34年前に成人式を、この中野で迎えた一人。人生において、いくつかの節目となる行事の一つに立ち会えることをうれしく思う」と話し、続けて「皆さんは中学生の頃、コロナ禍の影響で多くの制約を経験した。それでも家族や友人、先生方とのつながりとの中で、学び、成長してきたことは、これからの人生において大きな力となるでしょう。人生100年時代、二十歳はまだ入り口。どうか変化を恐れず、しなやかに自らの手で未来を切り開いてほしい」とエールを送った。
森議長は「二十歳のつどいの日は天気が荒れることも多く、この三連休も最強寒波到来との予報もあったが、澄み切った冬空の下この日を迎えられて安堵(あんど)している。皆さんが中学校を卒業した後のこの5年間で、子どもの権利条例ができたり、児童相談所が開設したり、若者会議がスタートしたり、多くの変化が生まれている。特に若者会議は、若者の声を区政に反映させたいということで始めた取り組みで、皆さんの協力が欠かせない事業。中野の未来を共に考える仲間として、皆さんもぜひ参加してほしい」と話した。
式典後には実行委員回会が企画したアトラクションの時間を設けた。実行委員会メンバーで考えた「シルエットクイズ」や卒業学校の教師からのエール映像紹介に続いて、実践学園中学・高校(中央2)出身の俳優・上白石萌音さんがビデオに登場した。
上白石さんは「上京して初めて住んだのが中野。わたしの青春の場所、良い場所で過ごしたなと思う。学生もいたり、仕事している人もいたりすると思うが、ぜひすてきな友達や先輩とたくさん話をしてほしい。お酒を飲んでもいい年にもなるので、いろいろな豊かな会話をして、これからの人生の味方にしていってほしい。中野区でお過ごしの皆さんの未来が明るいものでありますようにと祈っている。これからも一緒に頑張りましょう」と話し、エールを送った。
結びに実行委員会からの終演のあいさつが行われ、2部とも式典は滞りなく行われた。