
昨年5月にキリングループ本社(中野区中野4)2階にオープンした「KIRIN Communication Space ココニワ」に2月10日、「復興応援キリン絆プロジェクト」ブースが誕生した。
小倉隆史さんや香川真司さんが参加した「JFA・キリンスマイルフィールド」などを紹介
同ブースは、同グループの誕生から現在までの歩み、未来やビジョンについて展示・紹介し、来場者とのコミュニケーションの場として開放することを目的とした「ココニワ」のシーズンコーナーに第3弾として登場した。東日本大震災発生直後の2011年3月から同社グループ社員有志によるボランティアが活動を始め、震災支援に対するキリングループとしての企業方針を取り決め、「キリン絆プロジェクト」と命名した同年7月からの取り組みを展示している。
展示内容は、「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つを幹として、農業や水産などの第1次産業を第6次産業につなげられる支援、ブランド育成や販路拡大支援、サッカーや卓球などのスポーツを通した支援など、震災後約3年間で60億円を搬出して支援してきた内容について、復興支援商品や実施実績などを中心に紹介。
紹介事例としては、日本サッカー協会の協力を得て岩手県・宮城県・福島県の小学生を対象に、巡回によるサッカー教室「JFA・キリンスマイルフィールド」を開催。2011年9月1日から2013年末までに同3県の521校で開き、7万8787人の小学生が参加した。コメ・豚肉・野菜など福島県の食材のみを使った「福島に『つながる』弁当」も紹介。昨年12月には同社社員向けに約300箱を販売したという。
キリンCSV本部広報担当の大關秀則さんは「仙台の海岸沿いにあった工場やグループ会社も東日本大震災で被災したが、地域の皆さまの励ましもあり、2012年には完全に復興した。ただ、東北全体を見てみると、まだまだ農業や水産業をはじめとして、復興に向けてクリアにしなければならない課題がある。キリンとして、これからも復興を応援していきたい。このブースを一度ご覧いただき、理解していただいたうえで、これから皆さまと一緒にできる復興支援を考えていきたい」と話す。
展示期間は5月9日まで。