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中野で「J9シリーズ」復活祭-山本優さんらトークショーも

新作「銀河神風ジンライガー」原画 (c)山本優・観鳳

新作「銀河神風ジンライガー」原画 (c)山本優・観鳳

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 中野ブロードウェイ東側のワールド会館1階「アニソンDJカフェバー雷神」(中野区中野5、TEL 03-5942-6456)で4月30日、「J9シリーズ」復活トークショーが開かれる。

会場となるアニソンDJカフェバー「雷神」(外観)

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 同イベントの発起人は、1973(昭和48)年に「ど根性ガエル」でデビューし、「タイムボカンシリーズ」や「機動戦士ガンダム」、J9シリーズと呼ばれる「銀河旋風ブライガ―」「銀河烈風バクシンガー」「銀河疾風サスライガー」3部作など、多数の作品を手掛けた70~80年代のテレビアニメ全盛期を代表する脚本家の一人である山本優さん。

 山本さんは、コミックの原作によらない純粋な「オリジナル・テレビアニメの復活」を目的として、3月29日に「Galaxy Devine Windプロジェクト」を発足。かつてJ9シリーズで作詞・作曲でコンビを組んだ山本正之さんや、キャラクターやメカなどデザイン全般を担当する画家の村瀬観鳳さんらと共に、J9シリーズのテイストを継承したオリジナルアニメ「銀河神風ジンライガー」の制作に取り組んできた。同作は「水滸伝」をモチーフにしているという。

 新作はすでに数話が完成していて、2年後のアニメ化を目標に活動を進める。今回のイベントを皮切りに、コアなファンを中心に新たなアニメファンなどの支持も得ながら、コミック化、ラノベ化、原画展、コンサート、コスプレ大会、舞台化など多方面のイベントも計画する。なお、今回の新作「銀河神風ジンライガー」についてはJ9テイストは継承しつつも過去のJ9シリーズ作品や制作した国際映画社との関係はない。

 山本さんは「1980年代の日本テレビアニメ界に一大センセーションを巻き起こし、熱狂的なファンを獲得しながらも、シリーズ終了後から現在に至るまで再放送はもちろん、リバイバルも続編も作られることがないままとなっているJ9シリーズを、このささやかなトークショーからよみがえらせるので楽しみにしてほしい」と話す。

 開催時間は19時~。参加無料。

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