中野マンガ・アートコート(中野区中野3、TEL 03-5328-1576)で7月26日、サブカル・アートの祭典「中野アートフェスタ2014」が開催される。主催は学校法人タイケン学園。
会場は、タイケン学園グループと中野区との官学連携事業で、旧桃丘小学校跡地を利用して2011年10月に開設された施設「中野マンガ・アートコート」。漫画・アニメ・コミック・イラストなどのポップカルチャーをはじめ、演劇・声優・音楽・ダンス・現代アート・映像・芸術全般などの教育プログラムを提供する施設で、最近ではドラマや映画、プロモーションビデオのロケ地としても開放している。
同イベントは、4Dブレインによる「ヘッドマウントディスプレーを使った体験型3Dアトラクションのデモ」「3Dプリンター体験」、マンガスクール中野による「キャラクターの描き方講座」「ストーリー&ネーム制作講座」、ミュージックスクールWOODによる「アイドル・アーティストを目指す個別指導」、ampsによる「アニメ現場見学会」「マスコットフィギュアをつくろう!」「アニメ・イラスト描き方教室」など、20以上の「サブカルチャー」をキーワードとしたイベントが各教室で実施される。
「コスプレフェスティバル」では、同施設が保有する教室や廊下だけでなく、バスケットゴールや陸上トラックのあるグラウンドが利用可能。普段から多くのコスプレイベント企画会社がコスプレフェスを開催している場所で、今回はキャラコスアカデミー主催のイベントとなる。
そのほか、日本ウェルネススポーツ大学に通うベトナム人留学生たちがベトナム式フィルターを使ってベトナムコーヒーを提供するカフェ、愛成会によるアール・ブリュットの魅力を伝える作品ポスター展示、マルチアーティストのマノジュ・マントリーさんによるインド伝統芸術「砂絵」の実演なども行うほか、東日本大震災チャリティーイベントとしてアニメ・漫画・イラスト・フィギュアの学生たちが制作したオリジナル同人誌・イラストはがき・キャラクターフィギュア・プラモデル・玩具などの販売も。
タイケン学園の斎藤雅昭先生は「中野アートフェスタも2回目を迎え、今回は3Dプリンター体験、トップダンサーからのストレッチ講座、ベトナム語講座など新たな講座も設けた。これからも中野アートフェスタが中野区のサブカルチャーの情報発信基地となるよう取り組んでいきたい」と意気込む。
開催時間や詳細内容、料金などはタイケン学園ホームページで確認できる。