東京工芸大学写大ギャラリー(中野区本町2)で現在、「フォックス・タルボット賞」入賞写真展が開催されている。
「フォックス・タルボット賞」入賞写真展が開催されている写大ギャラリー
同賞は写真制作を志す新人の登竜門として、若手の努力成果を顕彰する目的で1979(昭和54)年に創設。今年は卒業生・在学生合わせて54人、69点の応募があった。
賞の名称はイギリスのフォックス・タルボット美術館のご協力を得て、ネガ・ポジ・プロセスの発明者で近代写真術の父と言われるウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットの偉業をたたえて同氏の名前を冠した。
写大ギャラリーは2年前にリニューアル。写真教育の創造的現場として1975(昭和50)年に開設された写大ギャラリーは、海外の著名写真家の日本初個展をはじめ、数々のユニークな写真展を開催。国内外の写真家の貴重なオリジナル・プリントもコレクションし、展示や研究にと活用。海外でも「SHADAI GALLERY」として知られている。
開催時間は10時~19時。入場無料。11月11日まで(11月3日は休館)。