西武新宿線・新井薬師前駅近くに11月1日、ブックカフェ「BIO(ビオ)」(中野区松が丘1、TEL 03-5942-6735)がオープンした。
コンセプトはずばり「隠れ家」。店主の原田孝雄さんが事務所だった同所をアンティークショップとして営業していたが、商品が完売したため店内を改装。書籍や音響機材、アート、フィギュアなどを持ち込み、カフェに業態変更した。席数はソファ席を入れて12席。店内のインテリアはほとんどがデンマーク製で、店内のサイズに合わせるために原田さん自らのこぎりで切断し、椅子などを製作したという。
店内で読むことのできる書籍は雑誌含めて約1000冊以上。子ども向け絵本、建築、アート、料理、インテリアなど多岐に及ぶ。書籍以外には、LPレコードやレーザーディスクと再生する音響装置、数十点のアート作品、タイプライターなどのアンティーク、サンダーバードなどのフィギュアなども所狭しと飾られ、カオスな空間を演出している。
ドリンクメニューは、エスプレッソやドリップコーヒー、キャラメルラテ、紅茶やソフトドリンク、グラスワインやビールなど。フードメニューは、スモークサーモンか生ハムが選べるオリジナルベーグルサンドなどを用意するほか、区内で移動販売をおこなう「ヨカベーグル」が、くるみ、パンプキン、シナモンレーズン、抹茶納豆などのベーグルを不定期で店内販売する。原田さんは、「現在、週1回~2回程度のランチメニューも検討中。店内の設計は、お客さまが静かに自分の時間をゆったり過ごせるよう工夫したつもり。隠れ家的に使ってほしい」と話した。
営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。