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中野サンプラザで「中野区新年賀詞交歓会」-田中大輔中野区長、新年の抱負話す

新年の抱負を話す田中大輔中野区長

新年の抱負を話す田中大輔中野区長

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 中野サンプラザ(中野区中野4)13階コスモルームで1月5日、中野区主催の「新年賀詞交歓会」が開かれた。

中野区議会副議長やながわ妙子さんの号令で乾杯をする列席者ら

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 毎年、中野区役所の仕事始めの日に行われる同イベント。今年は田中大輔区長や田辺裕子教育長、来賓として松本文明衆議院議員や長妻昭衆議院議員、都議会議員・区議会議員ら、同区内の産業関連団体会長や理事長など400人以上が出席した。

 オープニングでは、江戸末期から同区鷺宮地域に伝わる伝統芸能で同区無形民俗文化財の指定を受けている「鷺宮囃子(ばやし)」の演奏が披露された。

 年頭のあいさつで田中区長は「計画的な街づくりや、連動したさまざまな産業振興施策の展開が必要。自立して持続可能な都市を目指す以上、地域経済の成長構造を作り出すことが不可欠だと考える。近年、街づくりの成果が形となって見え始めてきたことで、説得力をもって受け止められる条件ができつつある。中野駅周辺では毎週のようにイベントが行われるなど、新たなにぎわいの拠点として区外からの認知度も高くなってきている。こうしたにぎわいを一部の地域にとどめることなく、区内全域に広げていくこと、地域経済の活性化が区民生活の利便性や安心・安全、文化度の向上などに結び付く形で地域の真の豊かさを実現していくことが、今後の区政の目指すべき姿であると考えている」と今年の抱負を話した。

 また、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、わが国が誇る文化や技術、社会の安全性などをさらに発展させて持続可能な未来を描き出し、新たな時代の扉を開く重要なチャンス。中野区としてもグローバル都市への脱皮を図り、東京の国際競争力をけん引する役割を果たせるよう、国家戦略特別区域への追加指定に名乗りを上げた」「昨年から着手した中野区基本構想の改定についても、10年後に目指す将来像を示し、中野区における計画行政の最も根幹に位置する。区民が納得し、共有し、ともに汗をかくことのできる中野区の将来像を描いていきたい」と付け加えた。

 続いて伊藤しんじ中野区議会議長のあいさつ、やながわ妙子副議長の号令で乾杯、松本文明衆議院議員、川井しげお都議会議員らが来賓の祝辞を述べた。

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