なかのZERO(中野区中野2)小ホールで11月9日、中野消防署開署80年記念式が開催され、講談師の神田蘭さんが公演した。
今年は中野区誕生80年。この日は区と共に誕生した中野消防署の開署記念式と、秋の火災予防運動に関する啓発活動イベントをを同時開催。大東薰中野消防署長のあいさつ、火災予防協力者表彰式などが実施された。
イベントの最後には講談界のニューヒロインとして活躍する神田蘭さんが登壇。演題「防火の心は江戸の粋」を披露した。講談はお決まりの「らんちゃーん」コールのおねだりから始まり、徳川家光公とお蘭のお話、講談後は「お祭りマンボ」に合わせてオリジナル日本舞踊を披露し会場を沸かせていた。
神田さんは女優・ナレーター・パーソナリティーとして活動後、2004年1月に師匠の神田紅さんのもとに弟子入り、2008年6月に二つ目に昇進。数多くの古典ネタを持つが、ドラマチック講談「A作とまつ~アラフォーに捧ぐ」をはじめ婚活3部作で有名。
秋の火災予防運動は今月15日まで。