中野ブロードウェイ(中野区中野5)3階に11月、謎の空間が出現した。ダークブラウンで統一された外装や店内、高級感のあるテーブルや椅子などが異彩を放っている。商品は無いが、店内には間接照明があり、大型モニターには腕時計の有名ブランド映像が流れている。
ブロードウェイ3階に現れた空間は高級時計を扱う「Jack Road」の接客スペース
この空間、実は通路を挟んだメンズウォッチ専門店「Jack Road」(TEL 03-3386-9399)の接客スペース。同店は老舗カメラ店のフジヤカメラ店、AV機器の専門店フジヤエービック等を擁するフジヤグループ(新井1)の系列店。グループ店舗の移転に伴い、その場所を新たに借りた。
広報担当の轡田(くつわだ)昇さんは「特に週末は多くのお客さまに来店いただくため、終日、接客スペースが埋まったままで、お待ちいただくことも少なくない。取り扱っているのが高額の商材ということもあり、お客さまにはもっとゆったりとした落ち着いた環境でご購入、あるいはご検討をしていただきたいので、ご納得のいく時計選びをしてお帰り頂けるよう、新たな接客スペースをご用意しました」と話す。
同グループには女性腕時計専門店「Betty Road」もあり、接客スペースを共有するほか、スペースのさらなる有効利用の可能性を模索中とも。営業時間は11時~20時30分、年中無休。