都立家政商店街振興組合は7月26日、西武新宿線都立家政駅(中野区鷺宮1)を中心に「かせい阿波おどり」を開催する。
1979(昭和54)年に始まった同イベントは、今年で36回目を迎える。同組合が阿波踊りグループ「かせい連」を結成し、「東京高円寺阿波おどり」の「高円寺天狗(てんぐ)連」の協力を受けながら街おこしの目的で毎年開催してきた。今年は地元「かせい連」、「高円寺天狗連」のほか、「舞蝶連」「練馬つくし連」「杉並区役所さざんか連」「中村橋新連」「目黒銀座連」「高円寺粋輦(すいせん)」の8連が参加し、約600メートルの商店街路上で踊る。
前日の7月25日に開催される前夜祭では、「かせい連」による「阿波おどり」、東京ねぶた連合会による「青森ねぶた」、なな丸隊による「東京よさこい」披露のほか、子どもチアダンサーやちんどん屋、PTAなども参加する、漫画家ちばてつやさんデザインのマスコット「かせいチャン」率いる「かせいチャン連」も登場する。「かせいチャン」は「フォトコンテストもあるよ。みんなと会いたいな」とつぶやいていたと、商店街の冨田昇吾さんは話す。
開催時間は17時30分~(前夜祭は16時~)。