中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で現在、立体切り絵アーティストSouMa(ソウマ)さんの個展「AMAZING!~一枚の紙から生まれる奇跡の立体切り絵~」が開催されている。
作品は紙を切り離さないで作られる(元の紙を残した状態の作品)
SouMaさんは島根県出身で島根県松江市の観光大使も務める。小学生のころから切り絵を始め、美術やデザイン関係の学校で学んだ経験はなく、全て自身の感性に任せて作品を創作する。作風は平面的なものから立体的なものまで、光や影との融合などを取り込んだ作風。下描きなしで1枚の紙からカッターナイフによって切り出し創作するのが特徴で、髪の毛1本に至るまで紙を切り離したり貼り合わせたりすることなく表現しているという。同展では約22点を展示する。
同ギャラリー店主の小高均さんは「息をのむ美しさと信じられないほどの複雑さ、驚きの立体感と素晴らしい感性から生み出されるその繊細さ。唯一無二のアートの世界を楽しんでいただきたい」」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。6月19日はSouMaさんも在廊。6月26日まで。