中野ブロードウェイ(中野区中野5)2階「Bar Zingaro」(TEL 03-5942-8382)で7月2日から、秋田の革新的な酒造家集団「NEXT5(ネクストファイブ)」とアーティスト村上隆さんがコラボした日本酒「Takashi Murakami×NEXT5」が販売される。
(関連フォト)オリジナルボトル「Takashi Murakami×NEXT5」Photo by Ikki Ogata
「ゆきの美人」の秋田醸造3代目・小林忠彦さん、「新政(あらまさ)」の新政酒造8代目・佐藤祐輔さん、「一白水成(いっぱくすいせい)」の福禄寿(ふくろくじゅ)酒造16代目・渡邉康衛(こうえい)さん、「白瀑(しらたき)」の山本合名会社6代目・山本友文さん、「春霞(がすみ)」の栗林酒造店7代目・栗林直章さんの5人で構成された「秋田県で次世代を見据えた酒づくり」を行う共同醸造ユニット「NEXT5」と村上さんが意気投合し、約1年かけてテイストなどを決め、販売を開始する。
酒は、江戸時代の酒母の製法「生(き)もと造り」で醸造。蔵元は秋田醸造(秋田県)、特定名称は純米大吟醸、使用米は山田錦・秋田酒こまち45パーセント精米、使用酵母は秋田酵母No.12、アルコール度は15パーセント、日本酒度は+3。プロジェクトのビジョンは「伝統的な知恵・哲学・技法を用い、現代に未来の希望を表す日本酒を造り出すこと」。秋田県の天然の特産物を使い、すっきりとして香ばしい、テロワール(土地の個性)を感じるモダンな酒に仕上げたという。
純米大吟醸720ミリリットルで、5000本限定。オリジナルボトル=3,500円。オリジナル陶器ボトルは金レリーフ(サイン入り)、呉須、白レリーフの3種類を用意する(価格未定)。