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中野セントラルパークの「まかない飯フェス」閉幕 人気1位は「サガリステーキ」

全店舗メニューの大食いにチャレンジするもえのあずきさん(右)とMCフォーリンデブはっしーさん

全店舗メニューの大食いにチャレンジするもえのあずきさん(右)とMCフォーリンデブはっしーさん

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 中野セントラルパーク(中野区中野4)で4日間開催されていた野外グルメイベント「an まかないフェス」が11月14日、閉幕した。

(関連フォト)「まかないメニュー人気ランキング」総合1位の「必殺!低温調理サガリステーキ」

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 飲食店のアルバイトに欠かせないといわれる「その店で働く人だけの特権=まかない飯」にスポットを当て、今回が初開催となった同イベント。人気のグルメエンターテイナー・フォーリンデブはっしーさんが応援団長に就任し、もえのあずきさん・はあちゅうさんをはじめとする「食べ歩きの達人」が集まるグルメユニット「食べあるキング」のメンバーとともに「まかない飯」提供店をセレクト。「あの人気店の『まかない飯』を食べ尽くせ」を合言葉に、人気店15店舗の「まかない飯」をワンコイン(500円)で提供した。

 初日11時からはオープニングセレモニーが行われ、応援団長のフォーリンデブはっしーさんをはじめ、モデルの田中里奈さん、人気ブロガーの桃さん、スペシャルゲストはTRFのDJ KOOさんが登場した。「エイベックスでナンバーワンの食リポーターだ」「すし屋などでアルバイトをしていたこともある」と話したDJ KOOさんは、オープニングイベント後にはキッチンカー前でオーダーを取ったりメニューを提供したりするなど販売アルバイトも体験した。

 3日目14時からはアイドルグループ「バクステ外神田一丁目」のスペシャルライブが行われ、熱狂的なファンがテージ前を埋め尽くした。17時30分からは「もえあず」こともえのあずきさんの「全店舗のまかない飯を食べる大食いチャレンジ」コーナーが行われ、20時からは中野区の名誉区民となったボクシングWBC世界チャンピオンの山中慎介選手も登壇し試食を楽しんだ。この時季にしては気温も高めだったため、「赤坂かきごおり桃源」前にはかき氷を求める行列もできた。

 2日目からは会場入り口などで、前日の「まかないメニュー人気ランキング」トップ5を発表。運営側から発表された4日間を通しての総合ランキングは、1位=「西麻布けんしろう」の「必殺!低温調理サガリステーキ」、2位=「肉山」の「肉山のまかない29カレー」、3位=「気むずかし屋」の「信州名物 山賊焼き」、4位=「とらふぐ亭」の「ふぐうどん」、5位=「Eggs'n Things」の「ロコモコパンケーキ」という結果に。

 2日目・3日目に来場した参加者は「昨日(2日目)は昼食を食べに来たが、とても寒くてテークアウトして食べた。今日(3日目)は暖かくて、ステージを楽しみながら5つほどのメニューを食べた。有名店の裏メニューをワンコインで食べられるのはうれしいし、屋外なので気分もいい。最高」と話した。

 主催者側関係者の一人は「初日・2日目は気温も低くて風もあり、思ったほどの来場者はなかったが、土日は気温も上がり、来場者も増え、正直ホッとしている。飲食店のアルバイトに興味を持ってもらうことを目的の一つにしたが、老若男女問わず、とてもたくさんの人に『まかない飯』を楽しんでいただけた」と話す。「次回も規模を拡大して開催したい」とも。

 イベント期間中の推定来場者数は6万3853人となった。

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